天候等に左右されますが、一般的な戸建住宅の塗装工事は標準的な塗装工事では10日から
2週間程度で終了します。 (塗装工事のみの場合)
リフォームや特殊塗装、短期塗装などの場合はその前後になったり平行して実施する場合もあります。
塗装作業の足場
足場は工事の品質や作業性を維持し、作業員の安全性を確保するための必要な工事です。近隣に塗料などが飛び散らないよう飛散防止ネットで建物全体を覆います。
戸建住宅では通常「単管ブラケット」が使われますが、狭小地などでは状況に合わせて工夫し適した足場をかけます
外壁の洗浄
外壁や屋根に付いたホコリや汚れなどは高圧洗浄(120〜150Kg/u)で洗い流します。 高圧洗浄で洗い落とせない強力なカビ、藻などは専用薬品を使用して除去します。
下地補修
外壁の欠損、ひび割れなどこの時点で行います。 欠損部分はモルタルやコンクリートで壁を作り、既存壁と同様に模様をつけたりします。(=肌あわせ) ひび割れはその部分をU字やV字にカットし、ひびの幅を広げ、シーリング材 樹脂モルタルなど注入して密着補強します。 サイディングの場合は既存目地のシーリングを撤去して、新しいシーリングを注入します。 この下地補修をきちんと行うことが仕上がりや建物の寿命を左右します。
塗装作業
プライマー吹付(下吹、下塗り) 旧塗膜や下地材と上塗材の密着をよくするため、シーラー(プライマーという場合もあります。)やフィーラー(凹凸を埋める)を塗ります。 上塗の目的は仕上り面を美しくすることです。
ローラーや、狭いところなどは刷毛を使って中塗より丁寧に塗装します。